皆様、こんにちは。 西梅田・北新地のステーキハウス「和豪」です。
ここ数日、痛ましいニュースが世間を揺らしており、私自身も一人の親として、そしてこの街で商売をさせていただく身として、深く胸を締め付けられる思いでおります。
京都で起きてしまった悲しい出来事。 懸命な捜索の末、ようやく見つかったという報せに触れ、言葉にならない喪失感を感じずにはいられません。
「日常」と「非日常」の境界線
今回の件で改めて痛感させられたのは、「日常は、これほどまでにあっけなく、一瞬にして非日常に変わってしまうことがある」という過酷な現実です。
朝、「いってらっしゃい」と送り出す。 夕方、当たり前のように食卓を囲む。
私たちが普段、空気のように当然だと思っているこの光景は、実は奇跡のようなバランスの上に成り立っている、とても脆く、尊いものなのだと再認識させられます。
和豪が提供したいのは「安らぎ」という時間
私たちは毎日、鉄板の前で最高級の神戸牛や厳選された食材と向き合っています。 しかし、私たちが本当にお客様に提供したいのは、単に「美味しいお肉」だけではありません。
それは、大切な方と向き合い、笑い合い、安心して食事を楽しめる**「平穏な日常のひととき」**そのものです。
当店では、派手なフランベ(炎の演出)を行いません。 それは、肉本来の香りを純粋に楽しんでいただきたいという職人としてのこだわりでもありますが、同時に、ゆったりとした静かな時間の中で、今日という一日の無事を噛み締めていただきたいという想いも込めています。
今、私たちにできること
悲しいニュースに触れると、自分の無力さを痛感します。 しかし、だからこそ、目の前にある「当たり前」をより一層大切にしたいと思うのです。
- 家族と交わす挨拶
- 仲間と共有する仕事の時間
- お客様からいただく「ごちそうさま」の笑顔
これら一つひとつを疎かにせず、誠実に積み重ねていくこと。 それが、非日常の暗闇に飲み込まれないための、私たちにできる唯一の抵抗なのかもしれません。
本日も和豪は、皆様の日常に寄り添う温かな灯りとなれるよう、最高の一皿をご用意して、皆様のお帰りをお待ちしております。
最後になりましたが、亡くなられたお子様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
ステーキハウス 和豪
代表

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