皆様、こんにちは。 西梅田・北新地の鉄板焼「ステーキハウス和豪」の店主です。
今朝のニュースを見て、思わず手が止まってしまいました。 フィギュアスケート、ミラノ五輪で見事な金メダルを獲得した「りくりゅう」ペアの引退発表。 驚きとともに、どこか清々しさも感じるような、そんなニュースでした。
特に印象的だったのが、三浦選手の「木原選手が引退する時は、私も一緒に引退する」という言葉。 お互いが欠かせないピースであり、どちらか一方が欠けたらそれはもう「自分たちの表現ではない」と言い切れる潔さ。 同じく「チーム」でものづくりをする人間として、胸に迫るものがありました。
鉄板の前も、一種の「ペア競技」
実は、鉄板焼きの世界も少し似ているところがあるんです。 厳選された「肉」という最高のパートナーを、私たち焼き手がどうリードし、その魅力を最大限に引き出すか。
当店では、派手なフラム(炎)のパフォーマンスは行いません。 その代わりに大切にしているのが、肉の状態を見極めた火入れと、自家製の調合塩や出汁醤油との「相性」です。
素材を信じ、余計な飾りを捨てて、お互いの良さを高め合う。 りくりゅうの二人が見せてくれた「シンクロ」のような調和が取れた時、お客様に最高の一皿をお届けできるのだと自負しています。
「やり切る」ということ
33歳の木原選手が「やり切った」と語る姿には、プロとしての矜持を感じました。 身体への負担が激しい競技で、最高の瞬間に幕を引く。 これはビジネスにおいても、あるいは日々の料理作りにおいても、非常に勇気のいる、そして美しい決断です。
私たち和豪も、ご来店いただく皆様に「今日が最高の一食だった」と思っていただけるよう、一回一回の鉄板に全力で向き合い、常に「やり切る」仕事を積み重ねていきたいと改めて強く思いました。
りくりゅうの二人、本当にお疲れ様でした。 彼らがこれから歩む「新しい挑戦」に負けないよう、私も今日からまた、カウンター越しに真剣勝負を挑んでいきたいと思います。
今夜も、最高に仕上げたステーキをご用意して、皆様をお待ちしております。

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