おはようございます。
いよいよ運行再開です。
石川県の穴水駅(穴水町)―七尾駅(七尾市)を結ぶ第三セクター「のと鉄道」が6日、全線で運行を再開しました。
能登半島地震で被災し、地元住民らが復旧を待ち望んでいました。
穴水駅ではこの日の早朝、出発式があり、石川県の馳浩知事は「復旧と復興に向けての第一歩と考えている」、のと鉄道の中田哲也社長は「新年度、新学期に間に合った。地域にとって大きな意味を持つ再開」とあいさつしました。
その後、復興への願いを込めた「がんばろう能登」のヘッドマークを掲げた午前6時12分発の始発列車が、人々に見送られて駅を後にしました。
のと鉄道は今回の地震でレールが損傷したり土砂が流れ込んだりして、全線運休を余儀なくされましたが、2月15日に先行して、七尾―能登中島(七尾市)間で運行を再開、当面は能登中島―穴水間は速度を抑えて運転するため、通常ダイヤ(1日34本・17往復)より少ない28本・14往復の臨時ダイヤで運行する予定です。