■ 「ウォシュレット無いんですね〜」から始まった話
昨日、常連のお客様とハワイ旅行の話をしていたときのこと。
「リゾートホテルなのに、ウォシュレット無いんですね〜」という言葉に、みんなでうなずいた。
確かに、海外ではまだ「日本では当たり前のあの設備」がないホテルも多い。
そんな話題の翌日、タイミングよく飛び込んできたニュース。
――TOTOが、ウォシュレット(温水洗浄便座)の世界累計販売台数7,000万台突破を発表した。
1980年の発売から45年、7000万という数字は単なる“家電の記録”ではない。
それは、“日本の清潔文化”が世界へと広がった証でもある。
■ ウォシュレットの誕生と苦戦の時代
TOTOが温水洗浄便座「ウォシュレット」を発売したのは1980年。
「おしりだって、洗ってほしい。」――今でも語り継がれるこのキャッチコピーが、当時の常識を覆した。
だが、発売当初の反応は決して好調ではなかった。
“トイレに電気を使う”という発想自体が新しく、温水タンクを備えた構造は高価で、設置には工事も必要。
1980年代前半の普及率は1%にも満たず、最初の1000万台達成には**18年1か月(1998年)**もかかったという。
だが転機は90年代後半から。
清潔志向の高まりとともに、公共施設やホテルへの導入が進み、「ウォシュレット付き」が“高級の証”と認識され始めた。
家庭用モデルも改良を重ね、省エネ・瞬間湯沸かし式・脱臭機能などが次々と搭載され、人気が急上昇。
2000年代にはマンションの標準設備として定着し、2010年代にはアジア・欧米にも進出。
今や「ウォシュレット」という言葉自体がTOTOの登録商標を超え、“温水洗浄便座”の代名詞になっている。
■ そして、世界が追いつき始めた
日本の清潔文化を象徴するこの技術が、いま世界中で注目されている。
特にこの5年間での最大の伸びはアメリカだ。
コロナ禍によるトイレットペーパー不足をきっかけに、
「紙を使わない清潔な生活」という発想が多くの人に受け入れられた。
TOTOの発表によると、2020年度の米国販売は前年度比1.8倍に急増。
その後も右肩上がりに伸び、今回の7,000万台達成を最速で押し上げた。
アメリカでは「Washlet(ウォシュレット)」という名前そのままで販売され、
ロサンゼルスやニューヨークの高級住宅地、環境意識の高い層を中心に人気が拡大している。
だが、観光地ハワイなどではまだ導入が進んでおらず、
「ウォシュレットがあるホテル」は旅行者の間で“口コミ上位の条件”にもなっているという。
■ 世界が学ぶ「日本の快適さ」
ウォシュレットの普及は、単にトイレの話ではない。
それは、**「人を思いやる技術」**の象徴でもある。
・お湯の温度を自動調整する
・ノズルが自動で洗浄される
・暖房便座で寒い朝も快適
こうした細部にまで行き届いた設計思想は、まさに日本の“おもてなし”文化の延長だ。
世界中の人々がそれに触れたとき、「日本ってすごい」と感じるのは、デザインやスペックではなく、“体験”の丁寧さだ。
そしてこれは、ステーキハウス和豪が大切にしている価値観とも重なる。
■ 和豪が目指す「日本の丁寧な体験」
鉄板の上で焼き上げる一枚のステーキ。
その瞬間ごとに温度を見極め、音と香りで焼き加減を調整する。
お客様が一口食べた時、「ちょうどいい」と感じてくださるように。
それは、ウォシュレットが水温・水圧・角度を一人ひとりに合わせて整えるように、
“快適さ”を科学し、“心地よさ”を設計するという、日本ならではの発想だ。
ハワイの高級ホテルにウォシュレットがまだ無いように、
海外にはまだ“日本の快適さ”が届いていない場所がたくさんある。
でも、それは裏を返せば、私たちが世界に伝えられる余地があるということでもある。
食でも、空間でも、心地よい体験を生むこと。
それが和豪がこれからも大切にしていく、日本らしい“おもてなし”の形だ。
■ まとめ
TOTOが7000万台を突破するまでの45年は、
「日本の小さな技術が世界の常識になった」歴史そのものだ。
ウォシュレットが誕生した1980年当時、
「水で洗うなんて変だ」と笑われた技術が、
今や世界の清潔基準を塗り替えている。
私たち和豪もまた、“日本の丁寧な体験”を日々の鉄板の上で届けていきたい。
それが、どんな国の人にも誇れる“MADE IN JAPAN”の心だと信じている。
【コメント募集】
皆さんが海外旅行で感じた「日本にはあるけど海外には無いもの」って何ですか?
よければコメント欄で教えてください。
✨ランチメニューがさらに進化しました✨
いつもステーキハウス和豪をご利用いただきありがとうございます。
【7月よりランチメニューが新しくなりました】
このたび、7月よりランチメニューを一部リニューアルし、よりシンプルでスピーディーにご提供できる内容へと見直しを行っております。
これまでご好評いただいておりましたガーリックライスはディナー限定とさせていただき、ランチタイムにはお手軽に楽しめる厳選メニューをご用意しております。
そして今回、その流れを受けてメインのお肉もリニューアル。
これまでの「国産牛フィレステーキ」に代わり、アメリカ産の【ハンギングテンダー(サガリ肉)】をご提供いたします。
ハンギングテンダーは赤身の旨味とやわらかさを兼ね備えた希少部位で、ジューシーな肉汁と力強い味わいを楽しめる自信作です。
「さらに美味しくなった!」と感じていただけることと思います。
今後とも和豪ならではの進化を重ね、皆さまにご満足いただけるランチをお届けしてまいります。ぜひ新しいステーキランチをお試しくださいませ。
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リーズナブルな価格帯での高級感。
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