先日、阪急梅田駅の北出口を歩いていたとき、ふと違和感を覚えました。
そこにあったはずの「ロッテリア」が、「ゼッテリア」に変わっていたのです。
最初はリニューアルかと思いましたが、調べてみると納得。
1972年創業、半世紀以上にわたり親しまれてきたハンバーガーチェーン
ロッテリア が、
新ブランド ゼッテリア への転換を進めているというニュースでした。
運営は外食最大手の
ゼンショーホールディングス。
ブランドは消えても、技術やノウハウは次の形へ引き継がれていく——
これは外食産業では決して珍しいことではありません。
しかし、「ずっとそこにある」と思っていた店が姿を変える瞬間には、やはり時代の流れを感じます。
なぜ老舗ブランドは消えるのか?
理由は一つではありませんが、象徴的なのは次の3点です。
✔ ブランドより“経営効率”の時代
M&A後、旧ブランドを使い続けるケースは多いものの、一定期間が過ぎれば統合されることがほとんどです。
経営側から見れば、
- ブランドを一本化できる
- 商品開発を共有できる
- 広告費を集約できる
つまり、利益体質が強くなる。
これは極めて合理的な判断です。
✔ 店舗の主役が「客席」から「配送」へ
記事の中でも印象的だったのは、静かな店内とは対照的に、厨房がフル稼働していたという描写。
いま外食産業では、
- デリバリー
- モバイルオーダー
- テイクアウト
が売上の大きな柱になっています。
立地や客席数だけで勝負する時代は、確実に終わりつつあります。
✔ 価格設計の進化
モーニングセットがワンコイン以下。
ドリンク単品とほぼ同価格でバーガーが付く。
ここまで来ると、価格は単なる「安さ」ではなく、
戦略そのものです。
朝に強いブランドは、1日の売上構造を安定させます。
これはチェーンならではの強みでしょう。
では、個店はどう戦うのか?
ここが最も重要なポイントです。
チェーンが効率を追求するほど、個店が勝てる領域はむしろ明確になります。
それは——
**「体験価値」**です。
- 目の前で焼き上げるライブ感
- 香りや音まで楽しめる空間
- 記念日や接待に使われる特別感
効率ではチェーンに勝てません。
しかし、記憶に残る食事なら勝負できます。
私たち和豪も、素材の良さに頼るだけではなく、
五感に残る時間を提供することを何より大切にしています。
便利な店は増えました。
ですが、人は「便利だった店」よりも、
**「忘れられない店」**を覚えているものです。
「当たり前」は、突然なくなる
ロッテリアは、多くの人にとって青春の味だったはずです。
放課後に寄った人。
部活帰りに食べた人。
初めてアルバイトした場所だった人もいるでしょう。
そんな存在ですら、形を変えていく。
つまり——
外食に「永遠」はありません。
だからこそ私たちは、
- 今来てくださるお客様
- 今日という一皿
- この瞬間の満足
を、何より大切にしたいと思っています。
時代がどれだけ変わっても、
和豪のスタイルが揺らぐことはありません。
鉄板の前で焼き上げる一皿に、
誠実であり続けるだけです。
皆様にとっての「なくなってほしくない店」でいられるように。
本日も、ご来店を心よりお待ちしております。
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✨ランチメニューがさらに進化しました✨
いつもステーキハウス和豪をご利用いただきありがとうございます。
【7月よりランチメニューが新しくなりました】
このたび、7月よりランチメニューを一部リニューアルし、よりシンプルでスピーディーにご提供できる内容へと見直しを行っております。
これまでご好評いただいておりましたガーリックライスはディナー限定とさせていただき、ランチタイムにはお手軽に楽しめる厳選メニューをご用意しております。
そして今回、その流れを受けてメインのお肉もリニューアル。
これまでの「国産牛フィレステーキ」に代わり、アメリカ産の【ハンギングテンダー(サガリ肉)】をご提供いたします。
ハンギングテンダーは赤身の旨味とやわらかさを兼ね備えた希少部位で、ジューシーな肉汁と力強い味わいを楽しめる自信作です。
「さらに美味しくなった!」と感じていただけることと思います。
今後とも和豪ならではの進化を重ね、皆さまにご満足いただけるランチをお届けしてまいります。ぜひ新しいステーキランチをお試しくださいませ。

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