こんにちは、ステーキハウス和豪です。
毎年夏になると全国各地で行われるお祭りや花火大会。今年もあちこちで「コロナ後、ようやく本格開催!」という声を聞きます。その中で、ひときわ注目されているのが長岡まつり大花火大会。
今年は8月2日・3日、ちょうど土曜・日曜に当たるということで、大混雑が予想されているそうです。昨年も同様の週末開催で、大勢の観光客が訪れた長岡の町。その一方で、路上駐車・ゴミ・チケット転売・マナー違反などが多発し、主催者や地元の方々が対応に追われたとの報道もありました。
最近のイベントではこうした“負の側面”が注目されることも多く、「有料化」の動きが広がっています。
「有料化」は反発されがち。でもその背景には…
無料で楽しめるのがイベントの醍醐味!…という考え方も分かります。
でも最近では、「誰でも来てOK」が必ずしも平和を生むとは限らないという空気も。
特にコロナ禍を経た今、運営側が考えないといけないのは「人流のコントロール」と「安全対策」。
長岡花火では、感染症対策や雑踏事故のリスクを抑えるため、昨年から全席有料制を導入。これにより、観覧者の数も把握しやすく、警備や救護体制も組みやすくなったそうです。
しかし、それに伴って生まれたのがこんな声。
「市民でもチケットが取れなければ観られないなんて…」
「地元の花火なのに、外からの人ばっかり優先されてる気がする」
「チケットが高額転売されてるのに、なぜ運営は黙ってるの?」
…確かに、分からなくもない。でも一方で、警備・ゴミ処理・仮設トイレなどの維持費は年々上昇中。さらに、酔客のトラブルやSNSによる誹謗中傷リスクなど、「見えないコスト」も増えています。
無料イベントの“裏側”にあるもの
私たちステーキハウス和豪も、地元のイベントやグルメフェスに協力することがあります。
そのときに毎回実感するのが、「無料で開かれているイベントって、実は裏方がめちゃくちゃ大変」だということ。
たとえば…
- 朝から深夜までの設営・撤収作業
- ゴミの分別や放置物の後始末
- クレームやマナー違反対応
- 酔っ払いの介抱、トイレの清掃
参加者から見れば「ただ楽しむだけ」の時間も、運営からすれば“覚悟と責任”の時間なんです。
そして無料イベントは、「来る側が無制限」だからこそ、こうした負担が無限に膨れ上がることも。
誰もが“お客さん”という立場だと、「誰も責任を取らない」空間になってしまうのです。
和豪として思う、有料化の意味
有料イベント=敷居が高い、というイメージを持たれがちですが、私たち和豪としては、こう考えています。
「本当にその時間を大切にしたい人だけが集まる環境って、やっぱり気持ちいい」
レストランも同じです。
たとえば、期間限定で和牛ランチを破格の価格で提供したとき、普段と違って**“値段だけを見て来た人”**が増え、マナーや雰囲気が乱れたこともあります。
逆に、「しっかり価値を感じて予約して来てくれるお客様」との時間は、お互いが敬意を持ち合っていて、心地よい空間になります。
イベントも同じだと思うんです。
有料化は“足切り”ではなく、“関係づくり”
長岡花火の主催者も、単に「来ないで」と言ってるのではなく、
「年に一度のこの時間を、心から楽しみにしている人のために、守りたい」
というメッセージを発しているように感じます。
今年のポスターには、花火の写真が一切なく、ただ空を見上げる人々の後ろ姿が描かれているそうです。
そのコピーは、
「みんなで守る長岡花火」
「年に一度のこの時を、楽しみにしている人がいる」
…言葉少なでありながら、ぐっと心に刺さるものがあります。
結局、有料化とは何なのか?
私たちはこう思います。
- 有料化は、継続するための工夫である
- “大事にしたい人”をちゃんと迎え入れるための準備である
- モラルや責任を、参加者と運営で共有する手段である
和豪も、20周年イベントを行うにあたり、価格や人数制限を慎重に決めました。
「なるべく多くの人に食べてもらいたい」気持ちと、「店の雰囲気を壊したくない」想いとの間で、何度も話し合いました。
イベントは“開くだけ”ではなく、“続けていく”ことが大切。そのためには、適切な有料化はむしろ必要な選択肢だと、私たちは思っています。
最後に
みなさんは「イベントの有料化」についてどう思いますか?
一見するとネガティブな印象を持たれるかもしれませんが、その背景には多くの工夫や苦労、そして“守りたい想い”があります。
「お金を払って参加する」ことで得られる安心感や特別感は、これからの時代にもっと大切になってくるのかもしれません。
和豪も、そんな“価値ある時間”を提供できる店であり続けたいと思っています。
ご感想などあれば、ぜひお聞かせください。
それではまた次回のブログで!
【7月よりランチメニューが新しくなります】
このたび、7月よりランチメニューを一部リニューアルさせていただくこととなりました。
それに伴い、よりシンプルでスピーディーにご提供できる内容へと見直しを行っております。
これまでご好評いただいておりました
ガーリックライスはディナー限定となります。
ランチタイムには、お手軽にお楽しみいただける厳選メニューを引き続きご用意しておりますので、ぜひお気軽にご利用ください。
今後とも、変わらぬご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
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