令和7年1月23日(木曜日)本日のランチはお休みさせて頂きます。

おはようございます。
23日未明、福島県会津で震度5弱の揺れを観測する地震がありました。
今回の震源周辺では21日から地震活動が活発になっていて、気象庁は、揺れの強かった地域では今後1週間程度は同じ規模の揺れが起きるおそれがあるため、落石や崖崩れ、それに雪崩などに注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、23日午前2時49分ごろ、福島県会津を震源とする地震があり、震度5弱の揺れを福島県檜枝岐村で観測しました。

そのほか震度3の揺れを
▽福島県の只見町、南会津町
▽栃木県の宇都宮市、日光市、那須塩原市
▽群馬県の前橋市、沼田市、渋川市、片品村
▽新潟県の南魚沼市で観測しました。

震度2と1の揺れを関東甲信越と東北、石川県の広い範囲で観測しました。
津波はありませんでした。

福島県会津を震源とする今回の地震について、気象庁は観測データを詳しく解析した結果、地震の規模を示すマグニチュードを5.0から5.2に、震源の深さを10キロから4キロにそれぞれ更新しました。

目次

震源域周辺 21日朝から地震活動が活発に

今回の地震が発生したあと、午前5時までに震度1以上の揺れを観測した地震があわせて15回発生していて、このうち檜枝岐村では震度3の揺れを4回観測しました。

気象庁によりますと、今回の震源域周辺では、21日の朝から地震活動が活発となっていて、21日と22日の2日間で震度1以上の揺れを観測する地震があわせて13回発生していました。

今回の活動域の周辺はこれまでも比較的地震活動が活発な領域で、4年前の2021年7月にも今回の震源の北西に当たる地域で体に感じる地震が相次いだということです。

今後1週間程度は同規模の揺れが起きるおそれ

今後1週間程度は、同じ規模の揺れが起きるおそれがあるとしています。

気象庁は、揺れの強かった地域では、落石や崖崩れなどが起こりやすくなっている可能性があるほか、雪崩や屋根からの落雪に注意するよう呼びかけています。

豪雪地帯 屋根からの落雪にも注意を

檜枝岐村は福島県の西南の端に位置し、栃木県や群馬県、新潟県に接しているほか、東北最高峰の燧ヶ岳や会津駒ヶ岳など2000メートル級の山々に囲まれた地域です。

村によりますと、面積のおよそ98%を山林が占めていて、先月末時点で村の人口は484人だということです。

豪雪地帯としても知られ、23日午前4時時点の積雪は1メートル26センチとなっていて、福島地方気象台が雪崩や屋根からの落雪に注意するよう呼びかけています。

震度5弱 福島 檜枝岐村 被害の情報なし

檜枝岐村の村役場で宿直勤務をしていた観光課の星公ニ課長は「急にドンと突き上げるような揺れを感じましたが、揺れた時間はそれほど長くはありませんでした。これまでに被害の情報は入っていませんが、2013年の2月に震度4の地震が起きたときは集落から離れた山中で雪崩が発生したので、今回も引き続き注意したいと思います」と話していました。

檜枝岐村を管轄する警察署によりますと、午前3時15分現在、地震による被害の情報は入っていないということです。
警察署は震度3の揺れを観測した南会津町にあり、1階で宿直勤務中だった警察官は「10秒ないほどの短い揺れでした。棚から物が落ちることはありませんでした」と話していました。

檜枝岐村を管轄する消防本部によりますと、午前3時15分現在、地震による被害の情報は入っていないということです。

檜枝岐村の旅館や民宿 商店では

檜枝岐村で旅館を営む男性によりますと「がたがたという音がして目が覚め、横揺れが30秒ほど続いた。最初の地震のあとも、何度か小さな揺れを感じている。きょうは宿泊客はなく、旅館で働く家族にもけがはなかった。館内で壊れたものもない。地震の影響で風呂のボイラーが自動停止し、点検している。まだ暗いので、朝になったら周辺に被害がないか確認したい」と話していました。

檜枝岐村にある日用品などを扱う商店の80代の店主の女性は「地震が起きたとき、2階で寝ていて突然『ドドン』と雷のような音とともに、底から突き上げるような大きな揺れを感じました。1階には店舗がありますが、商品が棚から落ちることはありませんでした。最近地震が多いので不安です」と話していました。

檜枝岐村にある民宿を営む60代の男性によりますと「寝室で横になっていたところ、大きな揺れを感じ、5秒ほど横揺れがありました。玄関のげた箱に置いていた写真立てや花瓶が落ちたくらいで、被害はありませんでした。このあたりでは2日前から揺れていて、震度5弱の揺れのあとも何度か地響きの音とともに揺れています。檜枝岐村は豪雪地帯で、いまも1メートル50センチくらい雪が積もっているので、雪崩が起きないか不安です。今は宿泊客がいませんが、いつまた大きい地震が起きるかわからないので、このあと宿泊予定のお客さんはお断りすることも考えて、相談しようかと思います」と話していました。

檜枝岐村の人「2次災害も不安」

檜枝岐村で震度5弱の揺れを観測した地震について、地元の人たちからは不安の声が聞かれました。

朝のゴミ出しに来ていた60代の女性は「家には被害はありませんでしたが、地震があってから眠れませんでした」と話していました。

40代の女性は「地鳴りのような大きな音がしたので、地震が来るなと感じました。底から突き上げるような感じがありましたが、家の物が倒れるなどの被害はありませんでした。先月まとまった雪が降ったので、屋根からの落雪などの2次災害も不安です」と話していました。

福島県で震度5弱観測は去年3月以来

福島県で震度5弱の揺れを観測したのは、去年3月15日に起きた福島県沖を震源とするマグニチュード5.8の地震以来です。このときは、福島県の川俣町と楢葉町で震度5弱の揺れを観測しています。

東北 上越 北陸の各新幹線 在来線 平常どおり運行

JR東日本によりますと、東北・上越・北陸の各新幹線の運行について、今回の地震による影響はなく、始発から平常どおり運行するということです。

また、東北エリアの在来線も地震による影響はなく、平常どおり運行するということです。

高速道路 福島県内 異常なし

警察と東日本高速道路によりますと、福島県内を走る、東北自動車道、常磐自動車道、それに磐越自動車道に異常はないということです。

政府 情報連絡室を設置

福島県で震度5弱の揺れを観測した地震を受けて、政府は午前2時51分に総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、被害の確認などにあたっています。

先日、阪神大震災から30年のニュースがあっただけに、少し心配になります。
さて、本日は、17時からの営業となります。
明日金曜日は通常通り11時半からの営業を予定しておりますので、皆様のご来店お待ちしております。


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