おはようございます!
今日はインフルエンザについて・・・。
昨冬、西日本で計約35万羽の鶏が殺処分される原因となった、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8型)の感染経路が、これまで推定されていた人や物などを通じた韓国ルートではなく、シベリアで繁殖活動をした渡り鳥が、越冬で日本へ南下する際に持ち込んだ可能性が高いことが、農林水産省の研究チームの調査でわかった。
空港などでの水際対策だけでは限界があることから、農水省は感染防止と発生後の対応を強化する。
国内では昨年12月から今年1月にかけて、宮崎、山口、岡山、佐賀の4県5養鶏場の鶏が感染し、家畜伝染病予防法に基づき計約35万羽が殺処分された。韓国で昨年9月から大流行していたため、ウイルスは人や鳥などを通じて韓国から上陸したとみて、空港や港での防疫を強化した。
しかし、農水省の研究チームが昨年11月~今年2月、国内で感染が確認された養鶏場の鶏と、千葉や岐阜、島根、鳥取、鹿児島の5県で死んだ野鳥やフンを分析した結果、韓国で昨年9月以降に見つかったウイルスではなく、昨年1月に韓国で流行したウイルスの子孫だった。